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プレ版:デザインの見かた講座

講師:丸山貴明(東洋美術学校デザイン研究室専任講師)
講師:中村将大(東洋美術学校デザイン研究室専任講師 産学連携事務局ディレクター)
日程:2015/6/13(土)
会場:Impact Hub Tokyo

いいデザイン、悪いデザインを考えるための基礎となるレクチャー、グループに別れておこなう「デザイン採集」ワークショップ、課題の発表と講評、という盛りだくさんの内容で構成されたデザインを知るための入門講座。もっとセンスを磨きたいという人から、ふだんデザインの仕事をしているけれど授業で色々な人の意見を聞きたかったという人など、多くの人が集まりました。
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レクチャーでデザインを知る

「デザインとはなにか?」をまずは身近なものの事例から学ぶレクチャー。馴染み深い商品のロゴなどから、デザインの基礎的な要素である色・文字・形・その組み合わせによって変わるイメージについて理解を深め、それらの具体的な使用例と、人にもたらす印象の違いを学びました。
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『デザイン採集』ワークショップでデザインを考える

スライドを見ながらレクチャーを聞いたあとは、街へ出て身近なパッケージデザインについて考察するグループワークショップ。先生からは「今までに飲んだことのない清涼飲料水で、パッケージから『おいしそうな飲み物』と『おいしくなさそうな飲み物』を判断し購入してきてください」と課題が出されました。グループに別れ、教室を飛び出してデザイン採集。5つに別けられたグループは、自動販売機、コンビニ、酒屋、スーパーマーケットなど思い思いの場所で「おいしそう」かどうかを基準に普段は素通りのパッケージデザインを熟考。どのグループも、とても楽しそうに、そして真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。1461197_987278157969817_3371383959667572316_n

『デザイン採集』プレゼンテーション&講評でデザインを身近にする

休憩をはさみ、今度はグループごとに、それぞれ選んだパッケージについての発表、そして先生による講評をおこないました。これまでデザインを学んだことはないという人がほとんどだったにも関わらず、商品の入っているビンや缶、紙パックの大きさや形・質感、文字の色や配置、イメージ画像の使い方など、とても鋭い視点のプレゼンテーションに先生二人もびっくり。さらにどうしたらよいデザインになるかという意見まで出てきて、ふだんの生活で身近なものを題材に、デザインの理由や目的を考える機会となりました。講座後には、選んだ飲み物を先生、CORNERスタッフも交えて試飲会。「本当にまずい!」「見たままの味だよね」など感想を話し合い講座が終わってもなお盛り上がりを見せる教室でした。
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◆◆受講者の声◆◆
「デザインとは何か?という基本的なところからスタートしていて、まったく美術やデザインんを学んだことがない自分にもわかりやすい内容でした」(アパレル・20代)
「グループで考え、ディスカッションすることで新しい気づきがありました」(営業職・30代)
「身近な『飲み物』というテーマから考えると納得感があり、デザインの基礎的な見かたが理解できたので、これから物を見る視点が広がりそうです」(企画職・30代)

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    丸山貴明

    MARUYAMA Takaaki

    東洋美術学校デザイン研究室専任講師
    1983年生まれ。横浜市出身。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。2009年より東洋美術学校 デザイン研究室所属。

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    中村将大

    NAKAMURA Masahiro

    東洋美術学校デザイン研究室専任講師 産学連携事務局ディレクター
    1983年生まれ。福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。朗文堂 新宿私塾修了。2009年より東洋美術学校 デザイン研究室所属。