議事録をデザインしよう(全2回)

- 2016年2月06日(土) 11:00-14:30(内1時間昼休憩)
- 2016年2月13日(土) 11:00-14:30(内1時間昼休憩)
1回 :8,500円
- 富田誠
ミーティングで出た複数人の意見をまとめたり、自分のアイディアをメモしたり、私たちは日常の中のさまざまなシーンで記録をとっています。
もっと図やイラストを上手く使えたら、一段と分かりやすくまとまるんだけどなあと思ったことはありませんか。自分は絵は苦手だからと諦めていたあなた、心配無用です!この講座では、会話やミーティングの内容を構造化し、ビジュアル化していくデザインの方法を学び「一目で伝わる議事録」のつくりかたを体験します。
さまざまな情報を「一目で見える」ように整理して伝えることが、デザインの基本です。例えば、「AはBが好き、CもBが好き、CはAが嫌い」という文章を「一目で見える」ようにするとしたら、どんなかたちになるでしょう?この講座では、短い文章から始め、徐々に長い文章を「一目で見える」かたちに変換していく基礎練習を行います。
後半は「グラフィックレコーディング」「リアルタイムドキュメンテーション」という、会話やミーティングなど一連の情報をビジュアル化するデザインの手法を学び、実践練習を行います。
「一目で見える」デザインの整理力を身につければ、会議やブレストの流れをリアルタイムで見える化して議論をスムーズに進めることができたり、考えていることが整理されてアイディアがどんどん広がるなど、仕事や生活の中のさまざまなシーンで役立ちます。デザインの基本である情報の整理と見える化のプロセスを体感して、デザインの力を知り、活かすための一歩を踏み出しましょう!
<昼休憩について>
この講座では、昼休憩にも富田先生からの楽しいレクチャーやアドバイスを受けながら、ビジュアル化の実践練習ができます。ぜひランチをご持参いただき、ご参加ください。
◆この講座のレポートを見る
2015年秋学期「議事録をデザインしよう」
http://art-corner.jp/?p=1222
プロトタイピングの第一歩。自分の考えていることを図で表現します。
・デザイン思考と図解の関係とは
・まずは手を動かして図解トレーニング
・未来シナリオの視覚化キットを試してみよう
他者の発言を図で解き、気づきを視覚化します。
・創造共有型議事録とは
・発話をその場で構造化するリアルタイムドキュメンテーション
・会話から議題を浮かびあがらせるイシューマッピング
東海大学教養学部芸術学科専任講師
武蔵野美術大学 基礎デザイン学科卒業。早稲田大学大学院 国際情報通信研究科修了。IT&デザイン系のスタートアップ創業、早稲田大学政治学研究科 助手などを経て、現在は、東海大学教養学部芸術学科専任講師、早稲田大学ジャーナリズムコース非常勤講師。専門は情報デザイン、特に情報の視覚化とデザインプロセス。